2016年1月26日(水)防災リーダー連絡会研修部会主催による視察研修が「山梨県立安全防災センター」で実施されました。
このセンターは、実地的な訓練を主体としてるとのことで、我々も体験中心の研修を受けました。
下記の写真をクリックすると、拡大してご覧になれます。
1)地震体験1
先ずは、自分が最良と思う体勢を取る。
体が大きく揺らぎ、机が泳ぐ。
2)地震体験2
教えてもらった正しい体勢での避難。
胡坐をかき腰とひざを床に押し付け、机の脚を押さえつけるように持つ。
3)座学
一般論でなく、すぐ使うべき内容。
地震察知で、積極的に周りに声掛けをし安全策を取る。
人には安全性バイアスがあり「私は大丈夫」と思い込みたがる。
集団では周りを見て自分では動き出さない。
これらに対し、声掛けは安全行動へ向かわせる効果大。
自助は普段の準備がすべて。
備蓄と非常持ち出しは分けて考える。
備蓄は保存食ではなく、普段食材の使いまわしが原則。
家具は転倒は、地震時に大きな障害になる。
先ずは畳んだ新聞紙を家具の手前下に入れ安定させることから
等々。
4)消火器操作訓練
フライパンに着火した火を消せるかのテスト。
4名が挑戦し、全員が不合格。
消火器は15秒が勝負、炎ではなくその根元を狙えと。
消火器を買うなら液体タイプ、粉タイプだと前が見えなくなる。
5)煙道脱出訓練
真っ暗な部屋廊下で、途中に障害壁が設置してある。
実に難しい体験だが、壁伝いに手探りで逃げる体験は貴重。
残念ながら真っ暗で写真は撮れず。