活動記録
静大祭!
11月1日~3日の3日間にわたり静大祭に参加させていただきした。今年は「"こども・防災"ボランティアEXPO2024」にて学防ブースの出展をしました。活動紹介の他に、防災クイズと防災クロスロードを行い、普段あまり考える機会のない災害が起きた状況についてみなさんに考えていただきました。ここではクロスロードで出た意見を1部紹介していきます。「我が家には5日分の保存食と水の準備がある。しかし、避難所では友達の家族が保存食と水を持っていない。あなたは、その食糧を友達の家族に分け与える?」という質問です。
どちらを選ぶかかなり迷う究極な質問かと思います。YES:配るという意見として、「避難所に3日くらいで物資が届くと予想されるから」「今日生きることを考える」「良心」などの意見が出ました。一方NO:配らないの意見としては「家族のための食糧だから」「5日分は少ないと思うから」という意見が出ました。助け合いという面から考えて配るという考えももまずは自分達の命を守ることが最優先という考えもどちらも重要であり、大切にしなければならない考え方です。これはどちらが正解かというものはありません。個人それぞれがもつ価値観のちがいに気づき、そしてその違いをどう乗り越えていくか考えることに意味があります。こういった問題を私たちは日々考えておくことでいざ災害が起こった時、その状況に合わせた判断ができるのだと思います。今回ご紹介したのはクロスロード1問でしたが、この他にも防災を考える様々なワークやゲームがあります。これからも活動の一環としてそれらを通して防災を広められたらと思っています。
全国学生防災シンポジウムinぼうさいこくたい2024 アクションプラン
先日10月19日に熊本市で行われたぼうさいこくたい2024で、当団体が2020年から始めて今回で4回目となる全国学生防災シンポジウムを前回の2022年に引き続き開催させていただきました。防災シンポジウムは全国の学生や防災に携わる活動をしている方々が集まって1つのテーマについて話し合い、防災について考えることを目的としています。今回の議題は、前回2022年に実施の際に「SNSを活用し気軽に防災に触れられる社会に」をアクションプランとして掲げたことから、「各地域で活動している防災団体が具体的に自分達のSNSでどうアクション出来るか」をテーマに話し合いました。
当日は40名もの多くの参加者にお越しいただきました。パネリストである防災収納インストラクターの松永りえ様及び若者防災協議会様よりSNSの発信についてそれぞれ事例提供をしていただいた後、7つのグループそれぞれでテーマについて話し合い、テーマに対するアクションプランを考えていただきました。パネリストによる事例提供や個人・団体の活動をもとに様々な意見が出され、活発な議論が行われました。各グループで出されたアクションプランは以下の通りです。
~各グループで出されたアクションプラン~
各グループで出された意見をもとに、後日、当団体で全体としてのアクションプランをまとめさせていただきました。その結果、全体のアクションプランは、
に決定いたしました。今回のワークでは防災と他の要素を掛け合わせることやターゲットを明確化するという意見が多く挙げられていました。防災と他の要素を掛け合わせるという手段を用いることで、防災に取り組むハードルが下がり誰もが防災に親しめるとともに、より多くの人に関心を持ってもらえます。加えて、SNS発信において重要となる、ターゲットの明確化ができると考え、このように決定いたしました。
このアクションプランを今後のSNS発信において実践し、「SNSを活用し気軽に防災に触れられる社会に」の実現に向けて取り組んでいきます。また、今回のシンポジウムで得られた意見やつながりをご参加いただいた個人・各団体においても生かせる部分がありましたら嬉しく思います。
全国学生防災シンポジウムの開催にあたりご協力していただいた方々、ご参加いただいた方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからの若者の防災活動にご期待ください。
全国学生防災シンポジウムinぼうさいこくたい2022 若者BOSAIアクションプラン
先日10月22日に兵庫県で行われたぼうさいこくたい2022で当団体が過去2年連続で開催した全国学生防災シンポジウムを開催させていただきました。その中のワークの時間で「未来へ伝える立場として、今若者にできること」をテーマにして「若者BOSAIアクションプラン2022」を各グループで考えました。
9つのグループそれぞれで「若者BOSAIアクションプラン2022」を考え最終的に1つにまとめ、ぼうさいこくたいのクロージングセッションで発表させていただきました。最終的な「若者BOSAIアクションプラン2022」は
「SNSを活用し気軽に防災に触れられる社会に」
今回のワークで多くの班がSNSに触れていました。また世代別という意見もありましたが面白い意見で横断的に防災活動をするという意見も出ました。また防災はハードルが高いという話も出てたので、SNSを使い横断的に、防災を気軽にということでこちらに決めさせていただきました。
この若者BOSAIアクションプラン2022の実現に向けて今回参加していただいた方々と共に協力していきたいと考えています。これからの若者の防災活動にご期待ください。
~以下各グループで出た「若者BOSAIアクションプラン2022」~