町内会への加入促進
片瀬三和会 会長 中島尚之
近年、町内会の運営に重要な役割を果たすと考えられる町内会加入者が減少傾向にあることが、様々な地区で報告されています。
しかしながら片瀬3丁目の三和会では、高齢の方が多くなり、またアパート(32軒)に居住する若い住民の入れ替わりが頻繁であるにもかかわらず、ここ数年加入者の世帯数は安定しています(表参照)。そこで、三和会で行っている町内会への加入促進策を、例として紹介します。
年度 | 世帯数 | 前年対比 |
2014 | 230 | 99.5 |
2015 | 228 | 99.1 |
2016 | 230 | 100.8 |
2017 | 228 | 99.1 |
2018 | 236 | 103.5 |
1.アパートの家主との連携
2018年度は新アパートの建設に伴い、家主(3名)の協力が得られ加入世帯が増加しました。家主から各管理不動産会社に町内会入会申込書を配布していただき、入居者に入会促進を要請したところ、28軒中26軒の入会がありました。年会費については、年度初めに家主から18軒一括集金もあり、他8軒は個々に集金しました。
2.子どものいる世帯への積極的な呼びかけ
班長及び会長が連携(情報共有)し、子どものいる世帯に対して、加入することにより町内のいろいろな催し物(子ども会、祭り、行事など)を回覧で把握できることを話し、積極的に入会を呼びかけ、効果を上げています。2019年度4月~6月は新築一戸建ての4軒の世帯に加入いただきました。
3.班長の呼びかけ
近隣の状況を最も把握しやすい各班の班長が、積極的に呼びかけを行っています。2018年~2019年(6月現在)は、アパートの未加入者に班長が呼びかけ、5軒新たに入会いただいています。
4.住民との日常的なコミュニケーション
地区の住民と直接的なコミュニケーションを、常日ごろから大切にしています。特に班長と情報を共有し、必要な時に迅速に動くことが大切だと思われます。
今後も役員班長と共に、町内会をより良くするために努力していきたいと思います。