自転車は車の仲間です。自転車が通行できる歩道であっても、歩行者が優先です。また、事故の加害者になると、大きな責任を問われることがあります。一人ひとりが安全な乗り方と事故への備えを意識しましょう。
自転車安全利用五則
1.自転車は、車道が原則、歩道は例外2.車道は左側を通行
3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4.安全ルールを守る
夜間はライトを点灯 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
交差点での信号遵守と一時停止・安全確認など
5.子どもはヘルメットを着用
神奈川県道路交通法施行細則の一部改正(平成23年5月1日施行)
自転車運転中の遵守事項
1.携帯電話等の使用の禁止
2.イヤホン等の使用の禁止
自転車による加害事故の損害賠償事例
事例1 自転車で歩道進入時に歩行者に衝突
交差点を渡って歩道に進入する際に、減速・安全確認を怠り、横断を始めようとしていた歩行者に衝突。重傷・後遺障害を負わせた。
損害賠償 約2,100万円
事例2 自転車で歩道を通行中、歩行者を引っかける
中学生が歩道を走行中、ハンドルが歩行者にひっかかり歩行者が転倒。大腿骨骨折などの重傷を負わせた。
損害賠償 約450万円
万が一の加害事故に備えて
歩行者に衝突したり車にはねられたり、自転車は加害者にも被害者にもなります。もしものために、保険に加入しましょう。 保険には、自動車保険に付帯して加入する商品や、自転車安全整備店で点検・整備を受けると賠償保険が付帯するTSマークがあります。なお詳細は保険会社や自転車安全整備店にお問い合わせ下さい。