今年6月2日にオープンした「まりあ食堂」に
やっと行ってきました。
まりあ食堂は、ここ数年話題の「こども食堂」ですが、
“食を通して子どもの育ちを見守る”をテーマに近隣の
子ども、または子どもが一緒のおとなを対象に、
月に一度開かれています。
まりあ食堂のコンセプトは、
“もしもひとりでごはんを食べるなら
たまには、みんなで まりあ食堂で”
このコンセプトを元に、カトリック片瀬教会の有志の
皆さんと片瀬地区にお住まいの有志のチームで、
わきあいあいと活動されていました。
元々、教会にはボランティア活動が根付いているところに
地域で活躍している方と協力して運営しているので
パワーも2倍!
私もこの活動には興味があって、数年前から講演会や
本、体験談など読んだり聞いたりはしてきたのですが、
実際に活動している場を訪れたのは始めて。
参加されていたのは、小さいお子さんを連れたお母さん、
もちろんひとりで来ている小学生もいました。
子どもたちはボランティアの大人と一緒にバスケットを
したり、子ども同士で白熱卓球大会をやっていたりと、
それぞれに楽しんでいる横で、お母さんたちは
おしゃべりに花が咲いていました。
今の時期は広報塔のチャイムが4時半になるので、
ひとりで来ている子どもたちはここでさようなら。
ひとりで帰るのは心配なので、そういう時はボランティアの
男性が一緒に自転車でおうちまで送って行かれるとか。
利用者の声を少しご紹介すると・・・
*また来たい。楽しかった。帰りたくなーい。
*祖父母が近隣にいなくて忙しいので、この食堂が
あると思い日中がんばれた
*子どもから聞きました。有難い。
また、ボランティア、見学の方からは・・・
*場所が開放的で全体を見渡せて安全。安心感もあり、
地域の方と教会のコラボが自然に発生していて
素晴らしい。
*中学校からも校長先生が見学参加され、励ましの
お言葉をいただきました。保育園、小学校中学校の
理解も深まっています。
*ベビーカーをひいていらした若いママを見て、
活動の意義を実感。
などのご意見が集まっているようです。
運営側からは、「経済的な困窮に焦点を絞るわけでは
なく、子育てに課題をかかえたご家庭(時間や人との
かかわりが少し不足しているなど)の支えになりたい、
とお考えとのこと。
今回、見学させていただき、その成果の一端が
ちょっと見れた、そんな気がしました。
また、見学している時に目にとまったのは若い学生
さんらしき人が・・・。
聞いてみると、MOP【MY OWN PLACEの略】という
学生団体の方でした。
MOPは、藤沢市内にキャンパスがある慶應大学など
6つの大学の学生20人で3月に設立された学生団体で、
北部のお寺でこども食堂を運営されているそうです。
MOP【MY OWN PLACEの略】の活動は神奈川新聞でも
取り上げられています。詳しくはリンク先を
ご覧下さい。
片瀬地区の有志のボランティアの方達の中には
地域活動でお見かけする方もいらっしゃいましたが、
沢山の人が関わり応援してくれるといいな、と
思います。ご興味のある方は見学もできますので
ぜひ一度おでかけ下さい。
活動日:毎月第一木曜日 15時から18時まで。
場所:カトリック片瀬教会(もしくはナザレト修道院)
その他:15時 まりあ食堂オープン、受付開始、遊び
16時 食事他
17時40分 ラストオーダー
18時 まりあ食堂クローズド(基本)
ボランティアスタッフ
(どなたでも、中高生、大学生も大歓迎)
こどもの見守り隊 遊び隊 キッチン隊 運営隊
そのほかなんでも
食材寄贈大歓迎だそうです。
詳しいお問合せは
まりあ食堂 090-5786-2545
までおたずねください。