「できたー」。園児たちの歓声が響く。
8月の半ば、学研ココファンSSTのホールに集まった、Gakkenほいくえんの園児とグループホーム入居者の方たちにけん玉の指導をするのは折原輝雄さん。
折原さん手作りの紙カップと松ぼっくりのけん玉や竹製のけん玉は幼児でもかんたんに技を決められ、園児たちも大喜び。
既製のけん玉を使った指導も、幼児から高齢者まで、すぐに技を習得できるもの。なかでも『メリーゴーランド』は、「けん」を軸に、「玉」がクルクルと回転するという、見た目も楽しい技。
この『メリーゴーランド 』を教わり、自信を得た園児のひとりが早速、高齢の女性たちの前で技の披露。
「じょうずねー」と拍手を受け、とても嬉しそう。さらには、あやとりで「多世代交流」を始める園児も。
折原さんのパワフルなけん玉指導は、何かしら、「元気」と「楽しむ気持ち」を与えてくれる。それが、笑顔の輪を広げる核になっているのだと感じた。