遅くなりましたが、7月1日にもえの樹デイサービスさんの
10周年行事に出かけて参りました。
もえの樹デイサービスさんは、私たちJJBCの「おねがい」登録団体です。
そして、そちらの記念行事には、同じく「できます」登録のおぎ原まことさんの「のこぎり演奏」が催されました。
おぎ原まことさんは、1993年4月に「日本のこぎり音楽協会」の発足を機に演奏を始め、その後国内はもちろん、ウィーンやパリ、カリフォルニアと海外でもご活躍されています。
私は、おぎ原さんの演奏を初めて聞かせていただきましたが、あのイカツイ(失礼!)ノコギリのいでたちからは想像できないような音色を聴くことができます。
ちなみに、ノコギリは「歯」の方ではなく「背」の方で弾きます。弓はバイオリンなどの弓と同じようなものが使われています。
面白かったのは、バイオリンやチェロなど弦楽器で聞かれる「ビブラート」。これがノコギリ演奏でも使われています。はてさてどうやって?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。なんと、ノコギリを置いている片足を、貧乏ゆすりのように揺らしてビブラートにしているのです!
今回は、記念事業ともあってか、トータル1時間半ほどに及ぶ長い演奏会となりましたが、おぎ原さんの軽快でちょっとしたミニ知識もおりまぜながらのトークも絶妙で、ノコギリ演奏の体験も催され、始終「スバラシー!」の掛け声、大きな拍手でご利用者の皆様も一緒に歌いながらの賑やかで楽しいひとときとなっていました。
ご利用者はもちろん、スタッフの方たちも演奏に魅了され、目を輝かせながら懐かしい曲を沢山一緒に歌われているのを目の前にして、私自身も本当にこういうお仕事に関わらせていただけて幸せだなぁ、と思った一日でした。
もえの樹スタッフの皆様、そしておぎ原さん、ありがとうございました。
柳田@JJBC