印刷お邪魔させていただきました。
先の総会に出させていただいたとき、研修資料が
添付されていて、おたがいさんの名前を発見。
ずーっと前から行きたかった施設、でも機会が
なかったのでこれは！と思い、一緒に連れていって
いただきました。
小規模多機能型居宅介護「おたがいさん」。
施設を見せていただく前に、こちらの加藤代表のお話を、
六会市民センターにて伺ったのですが、とにかく素晴らしい。
何がって、ある意味本当は「あたりまえ」の事なはずなのに、
その当たり前なことがなかなかできない介護の世界で、
私自身がかつて特養、そしてデイサービスセンターの立ち上げに
関わった時に感じた違和感、疑問。それらを見事に全て払拭する
ような考えがそこにありました。
具体的にはこちらでは省きますが、とにかく「枠」に捕らわれがち
なこの世界。その枠がこちらの施設には全く感じられません。
そして、スタッフは、なんと、介護施設勤務経験者が少ないそうです。
なるほど、ある意味ある種の「悪しき慣習」を知らずに働いて
らっしゃるのか、この時代の介護施設で離職率０％って・・・
（確かここ３年っておっしゃったかな）
この世界でお仕事をしていたとき、何度も変えたい、変わりたい
って思いながら毎日過ごしていました。なかなか変わらないって
嘆いてただけの自分が、本当に話を聞いていて恥ずかしくなって
しまいました。
そして、心の中で「やっぱりこういうやる気のある若者が引っ張って
くれたからこそ出来たんだなぁ」って思っていたのを、見透かされた
かのように、
「そう言われることが一番残念なんですよ、誰にもできるんです。
当たり前の事を少しずつ変えていく施設が増えれば、それが
スタンダードになっていく。いつまでそんな介護してんの？」
そう言えるように、と、加藤さんは今日も頑張っています。
私もこんな施設で働けていたら、人生もうちょっと変わって
いたかな、なんて思ったのは間違いでしたね。
もちろん、介護に係わる事業をされている「あおいけあ」さん
ですが、加藤さんの大きな目標は「地域」を作ること。
コミュニティを形成する中で、最終的には子どもたちを育てて
行く、という目標があるって聞き、これまた目から鱗、でも
実践されて、確実に子どもたちが育っている話を聞いて、
できるんだなぁと。
熱く長々と語ってしまいましたが、片瀬もこんな風になって
いくといいな、と思った今日一日でした。
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やなぎだ＠ＪＪＢＣ
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