印刷昨年夏にできたこの施設、ずっと気になっていたものの
前を通るばかりだったので、どんな施設だろうと思って
いたところでした。
私も不勉強で、てっきり普通の老人ホームかな？と思って
いたら、いわゆる「サービス付き高齢者向け住宅」でした。
驚いたのは、大抵そのような住宅（マンション）は、
多額の入居一時金を支払って入るものが多いですが、
こちらは、普通に借りる感覚で入れる「賃貸マンション」
でした。
施設の方たちは、普通に生活をされており、
外出も自由。でも、認知症対応もしていることから、
エントランスは、受付で開閉管理をしており、
二重の体制がとられてました。
上の階にエレベーターで上がって降りると
こんな素敵なスペースが。
明るくて、過ごしやすい雰囲気でした。
居室のタイプは、個室や夫婦や親子で
入居できるものもあったり、様々でしたが
私たちが見せていただいたのは、一人用の
お部屋でした。
小さいながらも、ＩＨのミニキッチンがついて
おり、朝・昼食はご自分で作られるかたも
結構いらっしゃるとか。とっても明るくていい
雰囲気でした。
トイレも、将来車いすになっても困らない
ように、間口が車いすの場合は広げられる
仕様に。
もちろん、食堂もあります。入居者のほとんどの方は
朝・昼食は自分たちで作っていても、夕食はキッチンが
小さかったり、片づけも大変ということもあって、
こちらで召し上がる方が多いそうです。
その他、こちらのマンションに住みながら、
ヘルパーさんや通所サービスを利用している
方も結構いらっしゃるとのこと。フレキシブルに
対応してくれるというところは、助かりますね！
こちらの施設でも、やはり地元密着の施設で
ありたいと希望されており、限定的な時間では
あるものの、食堂を開放して、利用者と地域の
人たちと一緒に、サークル活動などができたら
良いですね、などというご意見を聞きました。
公民館などの場所を確保するのが難しいこと
もあるので、教える先生にとっても、利用者の
方々にもお役に立てるということにおいても、
お互いが気持ちよく過ごせそうですね。
希望される、サークル活動の先生がご紹介
できると良いのですが・・・頑張ります！
見学させていただいて思ったのは、特養入所に
際し待機している間、こういうサービスがある
のはとっても助かることだろうなぁと思いました。
もちろん、ここを終の棲家と決断されて
いらっしゃる方もいて、こういった施設が
増えていくと、自宅介護もできない、特養にも
入れないという隙間を埋めていけるんじゃないかと
感じました。