2022年5月27日(金)
片瀬地区生活環境協議会の皆さんによる「第1回らくがき消し」活動を取材しました。
毎年行っている片瀬海岸周辺のらくがき消し。
今年は弁天橋から東浜に通じるトンネル内のらくがきを消すことになりました。
作業前にトンネル内に入ると、スプレーで描かれたらくがきで昼間でも怖く、不安を感じました。
片瀬地区生活環境協議会村越会長は、参加者の安全に気を配りながら、らくがき消しの方法を教えてくださいました。
らくがきは簡単には落ちません。
ペンキ落としの溶液を吹き付け、少しずつ溶かしながら古布で擦って消していきます。
二重にマスクをしていても刺激臭が強く、長時間の作業は難しいと感じました。
高いところにもらくがきがあり、脚立を使って出来るだけ近付き、目に入らないよう気を付けて溶液を吹き付けます。コツコツと地道な作業が進みます。
片瀬地区生活環境協議会の皆さんがとても明るく、終始笑顔で作業終了。
雨も上がって太陽が出てきました。
らくがきが消えたクリーム色の壁は外からの光を取り込み、明るいトンネルに生まれ変わりました。
片瀬地区生活環境協議会の藤原副会長が「消してもまたらくがきされてイタチゴッコだけど、地域の思いが伝われば良いですね」、とおっしゃっていました。
早速、修学旅行中の小学生が東浜に向かってキラキラの笑顔で通り過ぎて行きました。
このきれいな状態が続きますように。
片瀬地区生活環境協議会の皆さま、お疲れさまでした。