2021年10月16日(土)
FEEJapan主催「海で遊ぼう 海を学ぼう」ブルーフラッグ海の環境教育体験に参加しました。
「NPO法人湘南ビジョン研究所」の片山理事長のご挨拶。
「世界のビーチ共通の安心のしるし」であるブルーフラッグ。
江の島海水浴場協同組合と協力し、2021年4月に国内で5か所目、また民間団体による取得は国内初となる、国際認証「ブルーフラッグ」を取得しました。
海の環境活動を行い、湘南地域の持続可能なまちづくりをめざします。
FEEJapanの伊藤理事長が講師となり、ビーチを知るところから始めました。
海の香り、手で触れた感じ、音等、五感を使ってビーチを感じます。
普段ビーチ遊びに来ることはあっても、ゆったりと目を閉じて自然を感じることはなかったので、心地よく風を受けながら自然を感じてみました。
「潮の香りがする」「鳥の鳴き声が聞こえる」「砂がふわふわしている」、
子どもたちもそれぞれ全身で自然を感じていました。
ビーチに落ちている「ここになくても良いモノ」をみんなで集めました。
子どもたちはトングを持ち、流れ着いた木片や空き缶を拾います。
ほんの15分程度で、大量の「モノ」が集まりました。
「うみから来たモノ」「やまから来たモノ」「まちから来たモノ」に仕分けしました。
空き缶、たばこの吸い殻、ビニール袋等々、圧倒的にまちのモノが多い事に気付かされました。
グループに分かれ、一番なくても良いモノを選び、なくなる為の解決策を話し合い、子どもたちが発表してくれました。
「空き瓶がいらない。割れて踏むと危ないから。持ってきた人が仕分けをしてゴミ箱に捨てるようにしたら良いと思います。」
「空き瓶や缶のゴミがいらない。
紙コップや紙の容器に変えれば良いと思います。」
「プラスチックのゴミがいらない。
魚や動物が食べて危ないから。きちんと持って帰れば良いと思います。」
最後にビーチに落ちているマイクロプラスチックを拾いました。
ぱっと見ただけでは気付かないけど、ザルでふるってよく見ると、ピンクや黄色等の自然のものとは違う色のマイクロプラスチックがザクザクと出てきました。
子どもたちに配られた小瓶にマイクロプラスチックを集め、それを自宅まで持って帰って活動終了です。
使う時は便利なプラスチック商品ですが、バラバラになり散らばってしまうと、拾い集めるのは至難の業です。
日頃からマイバッグやマイボトルを使ったり、リサイクルできる容器を選んだり、身近なところで一人一人ができる事から始め、地球の環境保全の大切さを子どもたちにつないでいきたいと思いました。
最後に参加者みんなで写真撮影
小雨が降る中でしたが、伊藤講師の明るい声掛けで、子どもたちも自然に学びながら楽しい時間を過ごしました。
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1月15日(土)に片瀬地区生活環境協議会主催で「海~消えたプラスチックの謎」ドキュメンタリー映画上映会&トークセッションが開催されます。
海洋プラスチックのことを皆さんで考えてみませんか。
「海~消えたプラスチックの謎」ドキュメンタリー映画上映会&トークセッションへの参加申し込みにつきましては、後日回覧板、またはJJBCのホームページにてお知らせします。