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台風が過ぎ去った7月13日(日)に、六会市民センターの二階ホールで、「救急救命の基礎知識」や「AEDを用いた応急手当」などを体験的に学ぶ講習会を実施しました。開講式、DVD視聴のあと、グループに分かれて実習を行いました。
(写真左上:会長あいさつ
右下:グループ実習の様子)
右下:グループ実習の様子)
倒れている人を発見したら、周囲の安全、大出血がないか、反応はあるかを確認、周囲に呼びかけ協力者を得て、119番通報、AEDの手配をします。
胸骨圧迫の心臓マッサージは、強く・早く・絶え間なく 1分に100回のリズムで繰り返し、疲れたら早めに周囲の協力者と交代します。
人口呼吸は、頭部を後屈させ気道を確保し、空気が漏れないよう鼻をつまんで、1回に1秒吹き込みます。口対口をためらう状況の時は、人工呼吸は行わず、胸骨圧迫だけを行います。胸骨圧迫を30回、人工呼吸を2回のサイクルで継続し、回復するか救急隊に引き継ぐまで諦めずに継続します。
AEDは、電源が入ると音声案内が始まるので、冷静に案内どおりに操作をおこなえば戸惑うことはありません。と言っても、講習会で実際に操作の体験をしておけば、慌てず、自信を持って対応できますね。AEDが到着して装着や操作をする間も、離れる指示のとき以外は、胸骨圧迫などを中断することなく続けます。
基礎知識の習得と、講師の模範演技が終わったら、参加者一人ひとりが体験実習を行いました。不明な点や間違えを確認しながら、何度か実習を行うことで、参加者の皆さんもスムーズに習得できたようです。のどが詰まって呼吸困難な時の気道異物除去法、止血法、回復体位、乳幼児への対応なども学びました。
講習の終了後に質問タイムがあり、講習の疑問点、直面している介護の場面や近隣の状況に応じた対応方法など、具体的な質疑が熱心に行われ、参加者の皆さんも満足したようです。
来年は、会場でお会いしましょう。
来年は、会場でお会いしましょう。