12月17日（日）葉山町福祉文化会館大会議室で葉山社協との共催で「災害ボランティアセンター設置運営訓練－現地調査を学ぶ」を行いました。
過去に行った＜ニーズ調査＞訓練でも、「この現場には何人のボランティアを派遣するのが良いのか？どんな資機材を用意すると良いのか？を判断するのがとても難しい」という声が上がっていました。葉山では寄せられたニーズに対しては原則すべて現地調査を行った上で、ボランティア派遣をマッチングすることにしていますので、必要人員×日数、準備する資機材の見立てが現地調査の大事なポイントになってくることから、今回の訓練を行うこととしました。
講師は、被災地での豊富な活動経験をお持ちの（一社）ピースボート災害支援センターの遠藤さんに縁あってお願いしました。当日はHSVNメンバー13名、葉山社協職員12名、お声がけした他団体の方13名（他地域の社協職員2名含）という「奇跡の配合バランス！」とでも言えそうな38名が揃いました。
今回とり挙げた事例は＜水害・清掃＞で、前半は座学で①被災状況を知る②作業工程を知る③資機材を知る④ボランティアを知る⑤被災者を知るを学び、後半は6班に分かれてワークショップ「作業の見立て」を行いました。結果はバラつきがあったものの各班熱心な話し合いを経て必要人数・資機材を割り出すことができました。もとより正解と言えるものはない訓練ですが、工程と道具を知ることで計画をどのような順番と内容で考えたら良いのかの基準が得られた訓練でした。参加者の皆さん、講師の遠藤さん、社協職員の皆さんのご協力を感謝いたします。