CSW in 湘南大庭

コミュニティソーシャルワーカー(CSW)は、地域に出向き、地域の皆さんの様々な困りごとに対して、関係機関・団体や行政と連携して総合的な支援を行います。

こ こ ろ

相談者 HIKARIさん 【子どもの遊び場 in ふじさわ ⑤】

藤沢市には、一年を通じて楽しめる運動施設がたくさんあります。

石名坂温水プールや八部公園、秋葉台公園や辻堂海浜公園などなど。

 

その中でも辻堂海浜公園が気に入って、子どものお友だちとよく一緒に出掛けました。

 

施設内にある「交通公園」には、子どもたちが自転車を借りて練習できる広々としたコースが設けられていて、交通ルールを体験しながら学ぶことができます。楽しみながらのびのびと練習ができるので、三輪車に乗っていたウチの子も、やがて補助付きの自転車に慣れ、自信をもって乗れるようになりました。

 

また、過去に引退した小田急線の車両が展示されていて、自由に乗車できるので「電車ごっこ」をするには、うってつけの場所です。ちゃんと線路も設置されているので、踏切りを渡る練習にもなります。

 

他にも、親子で夢中になった「スカイサイクル」という乗り物があり、これは地上から4メートルの高さにあるレールの上をペダルをこいで走行できるアトラクションです。見た目は、二人乗りの宇宙船のような可愛いデザインですが、走行距離は1周が約400メートルもあり、眺望も素晴らしく、子どもにとっては「ちょっとした冒険の旅」です。

 

また、緑が美しい「芝生広場」は2ヘクタールもの広さがあり、シートを敷いて寝っころがったり、一緒に駆け回ったりすると気分爽快です。

 

広い砂場には、湘南らしいタコ型の遊具があって、タコの足がクネクネした滑り台になっています。それを見つけた子どもは、すぐさま靴を脱いで裸足になり、いつの間にやら、いま知り合ったばかりのお友だちが集まって鬼ごっこが始まります。

 

清々しく広い空に、潮風と緑がいっぱい。

 

たっぷり遊んだかえり道、だいだい色の夕陽で染まった浜辺に、ちょっと寄り道をします。かわいい貝がらを集めたり、松の林をゆっくり散歩しながら、大小いろいろの松ぼっくりを拾います。

 

海岸沿いの松林を見た子どもが「木が、みんなおじぎしてる」と言います。

 

「松の木はね、海の水や風に強くて、こうしてみんなのお家を守ってくれるんだよ」

 

「すごく偉いんだねぇ」

 

次の日、子どもと拾った「海のおみやげ」で工作を楽しみました。

貝殻や松ぼっくりを、細糸で結んで長い枝に吊るしたモビールは、今でもずっと我が家の窓辺を飾っています。

 

挿絵協力:亜梨沙

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『こころ』ページの要旨

 

CSW 樋口

 

 

 私は平成28年4月からCSW(コミュニティソーシャルワーカー)として、主に地域の行き場のない困りごとをお受けしています。ご相談してくださるお一人お一人にそれぞれの事情があって、どうにもならないことを抱え、自分は生きていていいのかと自問自答を繰り返している状況が多くあります。

 

 今後このサイトのこの一コマを、ご相談者が自分自身のこころの声を言葉にして届ける場にしていこうと思います。ご本人がこの場で自分の言葉で自分自身のことを振り返り、自分の役割を改めて一緒に考えます。そして、地域では本当に何が必要なのかを改めて考えていければと思っています。

 

 「こころ」というフレームネームにしました。

 

 「こころ」初発信してくださる方は、難病を抱え子育てをしながら生活している40代女性です。私はこの方とお会いするといつも“可能性の光”を感じていることから、仮ネームは『HIKARI』とさせていただきました。ご本人のメッセージ「こころ」は2週間に1回のペースで更新していきます。

 

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