CSW in 湘南大庭

コミュニティソーシャルワーカー(CSW)は、地域に出向き、地域の皆さんの様々な困りごとに対して、関係機関・団体や行政と連携して総合的な支援を行います。

こ こ ろ

相談者 HIKARIさん ⑮-3「無関心」

世の中には

 

身体的暴力を振るう人がいます。心理的虐待を与える人がいます。

放置(ネグレクト)する人がいます。 

 

その人は、私たちのご近所さんもしれない。

家族の知り合いかもしれない。

仲のよい友人かもしれない。 

 

この社会に、いくらでも「それ」はあるんだと、私たちはもう気づいています。ですから、無関心でいることはやはり罪なことなのかも知れません。 

 

そして、暴力を振るう人を、ただ責めるだけではなく、ただの一人の人間として、見つめる必要があります。 

 

きっとその人は、

父親だとか、母親だとか、

家族だとか、

肩書きを持っただけの

ただの弱い人間です。 

 

そんな弱い人間である私たちの子どもは、体力も、知識も、経済力も大人に勝ることは出来ません。

 

だから、子どもには逃げ場がありません。生きる為に必要なものを、まだ充分には持っていない。 

 

それなのに、私たちが無関心であったり、守ることを放棄してしまったら、大人でも背負えない苦しみをも、あの小さな身体で引き受けなくてはなりません。 

 

孤独のなかにいる暴力を振るう人も、

 

自虐のなかにいる暴力を受けた人も、

 

迷いのなかにいる良心のある人も、 

 

 

その「一歩」を。

 

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『こころ』ページの要旨

 

CSW 樋口

 

 

 私は平成28年4月からCSW(コミュニティソーシャルワーカー)として、主に地域の行き場のない困りごとをお受けしています。ご相談してくださるお一人お一人にそれぞれの事情があって、どうにもならないことを抱え、自分は生きていていいのかと自問自答を繰り返している状況が多くあります。

 

 今後このサイトのこの一コマを、ご相談者が自分自身のこころの声を言葉にして届ける場にしていこうと思います。ご本人がこの場で自分の言葉で自分自身のことを振り返り、自分の役割を改めて一緒に考えます。そして、地域では本当に何が必要なのかを改めて考えていければと思っています。

 

 「こころ」というフレームネームにしました。

 

 「こころ」初発信してくださる方は、難病を抱え子育てをしながら生活している40代女性です。私はこの方とお会いするといつも“可能性の光”を感じていることから、仮ネームは『HIKARI』とさせていただきました。ご本人のメッセージ「こころ」は2週間に1回のペースで更新していきます。

 

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