宇和島市和霊地区

 

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活動記録

[2019/9/28] 地区防災計画WS1「災害時の地域課題の整理」を開催しました

地区防災計画づくりの最初のステップとして、地域で起こりうる災害を想定しながら、災害時に地域が直面する事態、それによって地域で困ること、さらに、地域の方々が協力してできることなど、災害時の地域課題について、地域の方々が参加したワークショップ形式で話し合い整理しました。

概要

日時 令和元年9月28日(土)18:00~20:30
会場 和霊公民館(愛媛県宇和島市伊吹町甲557-5)
参加 和霊校区の自治会、自主防災会、防災士連絡協議会、地域住民など 約40名
協力 防災科学技術研究所 三浦主幹研究員、李主任研究員

次第

ワークショップ(資料1) 防災まちあるきの説明(資料2)
  1. 開会挨拶
  2. ワークショップ(資料1)
    • 前回のおさらい
    • アンケート結果をふまえた地区の課題について
    • 地区ごとの災害特性について
    • 【グループ議論】地域課題を整理する
    • 発表・全体共有
  3. 防災まちあるきの説明(資料2)
  4. 閉会挨拶

内容

本ワークショップは、和霊校区自主防災会 我妻会長より、取り組みに対する意気込みが参加者に伝えられる挨拶で始まりました。

ワークショップでは、4グループに分かれて、グループごとに平成30年7月豪雨の被災経験の共有及び地震・水害時の災害シナリオを踏まえた地区の防災の課題出しを行いました。
また、優先的に取り組まなければならい課題を検討しました。それぞれ話し合ったこと、優先的に取り組む課題を共有しワークショップを終了しました。

ワークショップ後、アドバイザーの防災科学技術研究所より「防災まちあるき」の取り組み方や、まちあるきの視点が伝えられるとともに、学校と連携していて実施されている事例が紹介されました。
会の終わりに、和霊公民館 三好館長よりご挨拶いただき閉会としました。

※次回の「第2回ワークショップ」は、11/30(土)9:30~12:00に開催予定です。

当日の様子


<我妻会長より開会挨拶>

<前回のおさらい>

<ワークショップ>

<ワークショップ>

<まちあるきの解説>

<三好会長より閉会挨拶>

主な議論内容

Aグループ
  • 情報が入ってこない、危機感がない。
  • 安否確認:個人情報の扱い、誰が何をすればいいのか。
  • 避難行動:避難方法、避難経路がわからない。
  • 被害確認:連絡網がない、被害確認方法がない。
Bグループ
  • 土砂崩れがあった、水が氾濫していた。
  • 安否確認:誰が安否確認をするのかわからない。
  • 避難行動:避難場所がない、わからない。
C・Dグループ
  • 自宅から学校へ向かう方々に情報が入らなかった。
  • 避難行動:避難所である和霊小学校への道はブロック塀で囲われ、使えない可能性が高い。
  • 安否確認:道路状況が悪く、後回しになる。
Eグループ
  • 2つの川の合流地点で氾濫が起き、山に面した箇所で土砂崩れがあった。
  • 情報収集:地域住民の防災意識が低い。
  • 避難行動:水害時の避難場所が明確でない。
Fグループ
  • 道路がつかえて、どこに行くにも時間がかかった。
  • 救出・救護:避難時の地域住民の把握ができていない。
  • 避難行動:道路が倒壊する可能性があるので避難できない。
Gグループ
  • 土砂災害があったが、いつも同じ場所が崩れている。他困ったことはなかった。
  • 福祉避難:障害を持つ方の避難を確認できていない、誰が避難させるのかもはっきりしていない、避難所自体が少ない。
  • 被害確認:河川の氾濫を確認する人がいない、水路の近くであることが問題。