『大切なもの』
自分にとって、
いちばん「大切」なものってなんでしょう?
いちばん大切なものをしっかりみつめていると
さっきまでの悩みの種は
些細な問題に変わることがあります。
私にとっていちばん大切なのは
「子ども」です。
それは「自分の子どもだけ」
という意味ではありません。
子どもの友だち、その御家族、きょうだい、ご近所さん、学校、遊び場や、自然などの暮らし全体をも含みます。
ですから
自分の子も、よその子も一緒。もっと言えば、
日本の子も、他国の子も一緒。
こんなこと、やっぱり綺麗事に聞こえるでしょうか。
しかし、
死を一度は受け入れた
いまの私にとっては、
我が子だけの「シアワセ」なんて、どうしてもあり得ないと思うんです。
子どもの「シアワセ」は、
もちろん
学歴をつけることでも、
立派な仕事に就かせることでも、
お金をたくさん残してあげることでもありません。
子ども自身がもって生まれた「贈り物」を認めてあげて、
愛されていたことを胸に残し、「生きていくように」と伝えるだけです。
難病になる前の「わたし」だったら、
絶対にそうは思わなかったでしょう。
親がしてあげられることは驚くほど少なくて、何よりも深い。
☆HIKARIさん作成のスパイス・リース☆