CSW in 湘南大庭

コミュニティソーシャルワーカー(CSW)は、地域に出向き、地域の皆さんの様々な困りごとに対して、関係機関・団体や行政と連携して総合的な支援を行います。

こ こ ろ

相談者 HIKARIさん ⑧

『子どものチカラ』

 

子どもは、いつも

寝たきりの私の枕元で

おしゃべりがとまりません。

 

 

「この箱の中をみて!ダンゴムシをね、50匹つかまえたら、手が疲れちゃった。この子たち飼っていい?」 

 

「小さい子がね、転んで泣いてたから、ティッシュで涙と鼻水を拭いてあげたらね、急に笑いだした」

 

「友だちが、ミッキーマウスの中には、ホントは人間が入ってるんだってウソを言うんだよ!ああいう生き物なんだって知らないんだから、まいっちゃうよ」 

 

いつだって、

子どもとゆっくり話せる時間は、私から病を忘れさせてくれます。 

 

そんなとき ふと、思いました。 

 

重い疾患や余命を受け入れねばならない人たちの傍らには、

いつも子どもがいて

 

笑ったり

泣いたり

ふれあったり

 

同じ時間を共に過ごせたら、

どんなに慰めになるだろう、と心から思いました。 

 

高齢者施設やホスピスなどが、幼稚園や保育園や学校に隣接していたら、

どんなに素敵なことだろう。

 

挿絵協力:亜梨沙

 

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『こころ』ページの要旨

 

CSW 樋口

 

 

 私は平成28年4月からCSW(コミュニティソーシャルワーカー)として、主に地域の行き場のない困りごとをお受けしています。ご相談してくださるお一人お一人にそれぞれの事情があって、どうにもならないことを抱え、自分は生きていていいのかと自問自答を繰り返している状況が多くあります。

 

 今後このサイトのこの一コマを、ご相談者が自分自身のこころの声を言葉にして届ける場にしていこうと思います。ご本人がこの場で自分の言葉で自分自身のことを振り返り、自分の役割を改めて一緒に考えます。そして、地域では本当に何が必要なのかを改めて考えていければと思っています。

 

 「こころ」というフレームネームにしました。

 

 「こころ」初発信してくださる方は、難病を抱え子育てをしながら生活している40代女性です。私はこの方とお会いするといつも“可能性の光”を感じていることから、仮ネームは『HIKARI』とさせていただきました。ご本人のメッセージ「こころ」は2週間に1回のペースで更新していきます。

 

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