人から言われると、ツラいなぁと思う言葉がひとつだけあります。
「子どもが、可哀想ね」
わかってるんです。
自分を責めない日なんてないんです。
家事だって、育児だって、何から何まで「普通のお母さん」なら何でもないことを、
命を削ってやっているんです。
できないことだらけなんです。
自分だけの問題なら、耐えられます。
「子どもが、可哀想ね」
「病」の本当の苦しみを経験した人なら、理解できると思います。
「病」の経験は無くても、想像力がある人なら、理解できると思うんです。
挿絵協力:亜梨沙