茨城県常総市

 

e防災マップ

常総市防災マップ(2019)
作成 2019/10/23 12:02:26 : 更新 2022/05/30 20:04:53
中駒・前河原・川又・飯沼地区の地区防災計画用で作成

地域防災キット

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お知らせ

[2020/1/25] 地区防災計画WS3「地区防災計画の運用」を行いました

概要

常総市では、地域防災力を高める取り組みとして、常総市防災士連絡協議会が主体となって「地域と学校が連携した地区防災計画モデル事業」に取り組んでいます。
そこで、「地区防災計画の運用」をテーマに第3回目のワークショップを行いました。
前回ワークショップ(11/16、WS2)にて整理した災害時の対策と平時からの備えをもとに作成した地区防災計画の素案を確認し、今後、地域が継続して運用しながら検証・見直しのための具体的な方法や協力関係者について議論・整理しました。さらに、計画運用主体及び構成員、検証・見直し方法や防災マップの記載内容を検討しました。

日時 2020年1月25日(土)9:30~12:00
会場 常総市役所議会棟2階大会議室
参加 中駒地区、川又地区、飯沼地区、前河原地区の4地区(各10名程度)
協力 常総市防災士連絡協議会(20名程度)、常総市防災危機管理課、防災科学技術研究所、国土防災技術

内容

1.開会

常総市防災士連絡協議会 荻野会長より開会挨拶がありました。


2.前回のおさらい

防災科学技術研究所より、前回のワークショップ(11月16日)で行った災害時・平時の対策検討内容と整理した結果の説明がありました。


3.アクションプランの検討

防災科学技術研究所の進行により、優先的に取り組む事前対策について(1)実施内容・方法、(2)連携・協力先、(3)実施時期を検討し、計画の運用に向けたアクションプランを作成しました。


4.発表・全体共有

グループ代表より、各グループ(地区)の議論内容を発表し、アクションプランを全体で共有しました。主な内容は以下の通り。

川又
地区
  • 安否確認の仕組みづくりのため、4月末の総会で「自主防災組織」を認めてもらい、その後、民生委員の協力をもらいつつ安否確認の方法を検討する。
  • 水害時に上流側に避難するのは難しいため、近くのつくばみらい市等に避難できるよう、市に連携をしてもらう。
  • 各町内及び各個人で備蓄を行い、リストを作成する。
  • 総会で予算を計上し、徐々に備蓄を行う。災害時に炊き出しをできるよう、婦人会に協力を得つつ、炊き出し訓練を行う。
中駒
地区
  • 安否確認を円滑にするため、各家庭のケアが必要な人を把握できるメンバー表をつくる。災害時にケアが必要な住民がいた場合は、キングスガーデンに避難させる。
  • 全4班の班長とキングスガーデンの合計5人のメンバーで連絡網を再構築する。
  • 応急手当てが必要な場合に対応できるよう、赤十字社や消防団から応急処置方法を学ぶ講習会を実施する。

飯沼
地区
  • 個々の連絡先を知らないため、旧班長の協力を得ながら1つ1つの家庭を班長がまわり、連絡が取りやすい番号を確認し、4月から6月にかけて連絡網を改善する。
  • 6月から11月にかけて民生委員の協力を得ながら、班長を中心として、一人で避難が難しい人(車いす、寝たきり等)を把握する。飯沼地区担当の民生委員に、行政からも協力いただけるよう声かけをお願いしたい。
  • 避難場所は豊田小学校だが、遠方のため避難できない可能性もあるため、来年の1月までに、寺社や企業等に災害時に避難場所を提供いただけるよう協定等を結ぶ。
前河原
地区
  • 連絡網を用いた情報伝達用の班を編成し、訓練を行う。
  • 避難所で資機材が必要になるため、個人で準備する。
  • 要支援者を事前に把握するため、民生委員と連携し、各自治区で一覧表を作成する。ただし、要支援者の情報の悪用を防ぐため、地図化はしない。
  • 防災意識を高めるために、避難に関する分かり易い広報を回覧にて行う。

5. 計画素案の検討

防災科学技術研究所からの計画素案や防災マップに関する説明をふまえ、計画運用主体及び構成員、検証・見直し方法と、防災マップの登録情報(写真等)を確認及び検討しました。


6.閉会

常総市防災危機管理課生井主査より、今後の予定について案内があり、閉会挨拶がありました。

資料

第3回ワークショップで使った資料は下記からダウンロードできます。

地区防災計画の運用検討
<進行資料>
アクションプラン検討シート
<アクションプラン検討シート>
素案内容検討シート
<素案内容検討シート>

今後の予定

成果発表会

3月17日(火)10:00~12:00 於:常総市生涯学習センター
各地区の一年間の活動と作成した計画内容を、各地区の住民や他の地域に対して報告・発表する。