１２月１９日（金）、日本大学生物資源科学部のご厚意により、今年９月供用を開始した、学部創設60周年記念事業における記念棟である「新１号館」の教室をお借りし、現在、地域で活躍しているボランティアを対象に「ボランティア養成講演会」を開催いたしました。

　住民の高齢化に伴い、日頃、湘南大庭地区における地域団体の運営にご協力をいただいているボランティアの後継者不足による受入体制の見直しや地域コミュニティの強化を目的として企画したもので、講師に、過去に約２年半、藤沢市オンブズマン専門調査員といたしまして、主に市民からの苦情・要望に対しまして、専門的な調査にあたられておりました、現日本大学准教授森長秀氏をお招きし、講演していただきました。
　森先生には、１時限目として、ボランティアの概念や変遷、２時限目として、超高齢化社会の到来に伴い、自治会・町内会を中心とした地域ボランティア活動を今後、円滑に運営するために、地域住民として必要なことなどをお話していただきました。

　郷土づくり推進会議の委員を中心に、地域でボランティア活動をされている約３０名の地域ボランティアが参加し、皆真剣に聞き入っていました。研修から学んだことを活かし、地域ボランティアがより活動しやすい環境づくりを目指し、今後の超高齢化社会の到来に備え、地域のコミュニティ活性化が進むよう努めたいと感じました。