シニアサポート部会の６回目として、お届けをする情報は、「地区内の自治会における高齢者の見守り活動」の紹介です。

南原自治会（市営遠藤第二住宅）では、７５歳以上の高齢者世帯の方々が、安心暮らせるためのサービスを自治会と指定管理者（かながわ土地建物保全協会）が連携し、３月１８日から、「安否確認」などの見守り事業を試行的に開始しました。
　当該指定管理者では、平成２２年度から公的賃貸住宅等に居住する７５歳以上の単身高齢者等を対象として、自治会等の入居者団体との連携により、各サービスセンターに配置したライフサポーターが、サービスを希望される住戸を対象に訪問し、「安否確認」などの見守り業務を「ライフサポート事業」として実施しています。

この事業では、対象者の健康状態、近親者の近況及び地域コミュニティへの参加状況などを判断基準として、月毎の訪問回数を定め訪問することにより、入居者の皆様へ安全・安心を提供しております。

今後も当該指定管理者では、管理する市営住宅を対象として、希望される入居者を対象に、順次拡大していく方針とのことです。

　なお、湘南大庭地区は２０１１年に高齢化率の平均が藤沢市内平均を上回り、 今後、高齢者が増え、高齢者を支える世代が減っていきます。 そして ２０２５年には高齢化率が市内ナンバーワンの３５.５％になると予想 されております。

　郷土づくり推進会議では、超高齢社会における地域コミュニティの形成・維持のあり方につきましては、自治会単位で、高齢者を支える仕組みが必要と考えております。