2016年2月20日(土) 湘南大庭市民センター小ホールにおきまして、湘南大庭地区全体集会が開催されました。
まず、最初に、議長挨拶、委員の自己紹介に引き続き、「住みたい 住み続けたいまち 湘南大庭」の実現を目指して、「高齢者支援」「子ども・子育て育成支援」「コミュニティ活動の活性化」をまちづくりの3本の柱と定め、その課題・対処方法等について、これまでの3年間の郷土づくり推進会議における議論を踏まえ、山野邉議長より全体報告を行いました。
委員の自己紹介 | 全体報告 |
全体報告の後は、「コミュニティ活動の活性化」「高齢者支援」の2つの部会ごとに、現行委員の任期の2年間に湘南大庭地区の課題や問題点を整理し、今後の実施事業について検討を進めてきた内容を、岡田部会長、水島部会長より報告させていただきました。
コミュニティ部会報告 | シニアサポート部会報告 |
郷土づくり推進会議として、全体報告並びに部会報告の結果を踏まえ、今後取り込む6つの事業を提案させていただきました。
(1)高齢者などを見守るしくみの構築
(2)インターネットとロボットの活用
(3)諸団体発行の回覧・配布物の統合
(4)有志参加型自治会への転換
(5)健康寿命を延ばすためのラジオ体操の普及
(6)24時間対応型高齢者相談事業の新設
最後に、全体集会に参加された皆様との意見交換を行いました。
発言された方から出された意見は大きく分けると次のとおりです。
(1)高齢化対策について
(2)地区内への若者や現役世代の定住化について
(3)交通アクセスの強化について
(4)格差社会におけるまちづくりのあり方について
(5)団塊の世代を活用した地域活性化について
(6)自治会・ 町内会活動については、さまざまなボランティア団体やサークルなどが協力し合い、防災の取組をはじめ永続的運営についての仕組みづくりが必要
これらの意見を踏まえ、山野邉議長及び部会長からは、いずれのご意見についての課題は難しい問題が多く、すぐに解決していくことは困難だと思う。本日出席の皆様をはじめ、地域の皆様からのアイディアやご意見をいただきながら、我々も一緒になって課題解決に向けて考えていきたいとの回答をさせていただきました。
質問の様子 | 回答の様子 |
当日は、雨天にも関わらず70名を超える多くの方にご参加いただきました。帰り際に数名の参加者の方からは、今回の全体集会に参加してみて、郷土づくり推進会議の委員として参加し、今後のまちづくりの議論に加わりたいとのうれしい感想が寄せられました。