プロフィール
須木麓区の概要
人口:179人
戸数: 69戸
組数: 12組
平成27年12月1日現在
麓地区は小野 湖に隣接するすきむらんど(レストラン、かじかの湯)を中心とした観光スポットの入り口に位置しています。松尾(鶴丸)城の城下町として、歴史 的にも重要 な地域であったとされます。 芸能では源平合戦の剣舞「一の谷」が田代八重からこの地に伝わり、今も子どもたちに伝承されています。村指定天然記念物であった希少植物のケナシベニバナヤマシャクヤクは南限とされています。
剣舞『一の谷』(小林市須木麓地区 郷土芸能)
源平合戦の一場面、須磨の浦で源氏の武将・熊谷次郎直実が平家の若武者・平敦盛を討ち取る「一の谷の合戦」を剣舞として語り継がれてきたものと言われています。
踊りは熊谷次郎直実役と平敦盛役に分かれ、鉢巻き、タスキ、手甲、袴、足袋、わらじの姿で大刀、扇子を持って太鼓や鐘、拍子木に合わせて歌にのって踊る剣舞です。
昭和初期に米良から田代八重の人たちに伝えられて祭りなどで披露されていましたが、田代八重小学校の廃校を機に須木の麓地区に移住した方々の手で伝承され、現在にいたっています。 踊り手不足と伝統文化の伝承のために、2014年、「ふるさとプロジェクト」と称し、学校が仲立ちとなってくれました。
麓区の小・中学生に体験してもらい、ほぜ祭り・小林市郷土芸能祭 出演のために練習を重ねています。