１．「地域防災リーダー」養成プログラム
「平常時から自主防災隊長を補佐し、地域に根差した自主防災活動を推進する実践力のある人材」を必要とするニーズに応えるため、「地域に根差した活動」をポイントとした「地域防災リーダー」養成プログラムを開発。

本プログラムは、①旧地形図やハザードマップを活用して自分の住んでいる地域の特性を理解する、②地域防災力の診断方法を理解し、自分が所属する自主防災組織に適用する、③市町村が実施している自主防災活動への支援事業を紹介する、④今後の活動に向けての決意表面など、自主防災活動を地域で実践することを意識した養成プログラムである。

２．地域防災力の評価手法の開発
地域防災力を評価するために、自主防災活動がもつ潜在的な災害対応力を、地域防災力を発揮するための４要素（防災知識、防災技能、防災資源、防災組織）の設問に答え100点満点で評価する「地域防災力診断チェックシート」を開発。
地域防災リーダーがこの評価手法を上記プログラムで修得することにより、自主防災活動の推進者の一人として、定期的な地域防災力の再診断や地区防災計画の立案、見直しなどの判断材料とすることができる。

災害時だけでなく平常時から、自分の住んでいる地域の特性を理解した上で、必要な防災活動を行っていけるような人材を養成するためのプログラムです。

プログラムの目的が「実際の地域で活動していける人材を育成すること」であるため、募集の際は知識教養プログラムではなく、地域での活動を希望する意志があることを確認することが重要。

・災害時だけでなく平常時からおこなう地域に根ざした防災活動が行われるようになる
・「地域防災力診断チェックシート」を用いた地域防災力の診断によって、地域防災リーダーが自主防災組織活動の推進者の1人として、定期的な地域防災力の再診断や地区防災計画の立案、見直しなど、地域に根ざした多用な活動に貢献することが期待される