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国立研究開発法人 防災科学技術研究所(防災科研)の「自然災害情報の利活用に基づく災害対策に関する研究プロジェクト」が主体となって作成している「地域防災Web」のページです。

平成21年豪雨を忘れないために私たちにできること(剣川堰堤調査)

概要

ID 手法・事例00001059
タイトル 平成21年豪雨を忘れないために私たちにできること(剣川堰堤調査)
防災対策テーマ なし
対策の種別
目的・背景(なぜ行ったのか)

防府豪雨から6年、市民の記憶から豪雨のことが消えてきていることを感じていました。今回調査した剣川堰堤付近も直後は国道が通行止めになり、不自由な生 活をしましたが、開通すれば忘れてしまいます。豪雨後2回ぐらい、雨量により通行止めにもなりましがた、その後はありません。今一度、みなさんに豪雨の恐 ろしさ、備えることの大切さを思い出してもらうために、調査しました。

 

活動の概要 なし

詳細

目次
  1. 内容
  2. 達成目標
  3. 達成度
  4. 必要条件
  5. 関連情報
  6. メッセージ
  7. 手法・事例の属性
内容
内容・方法

①平成21年の豪雨災害の時幼稚園年長だった子どもたちが、災害を語り継ぐために剣川砂防堰堤を専門家と調査した。山のこと、堰堤の働きなど学んだ。どんな言葉よりも目の前の土石流の跡は説得力があった。伝える手段を絵本と決めて、自分たちが忘れない、語り継ぐことを決意する。

②広島の豪雨の映像を見て防府豪雨を思い出したお母さん。当時幼稚園年長の子どもにはその記憶はない。被災箇所を訪れ感じることで、災害を語り継ぐ。自分の言葉探しの活動。言葉をつむぐ手伝いは、地質の先生と山口県職員。山を作る石のこと、建設された砂防堰堤の話。簡単に割れた花こう岩。現地を感じてほしくて石は拾って帰った。この石を使って、絵本を作ることにした。触れる絵本。絵本にするのは難しいけれど、多くの人に伝えるために作りたい。

 

 

 

 

課題・苦労・工夫

・災害直後の写真を国土交通省から、2年後先輩メンバーが調査した時の画像、そして現在と比べてみたこと。
・調査を災害当時も調査に入られた県の職員の方、地質の先生とできたこと。
・砂防ボランティアさんのイベントで多くの方にPRできたこと。

・砂防堰堤の管理が国から県になっていたことで、調査の際、許可をどうすればいいかまよった。(以前の調査の時は国交省だったので)
・調査メンバーが災害の記憶がないので、まず防府豪雨を知ることから始めたので、時間はかかった。

・注意することは、現地調査は被災地なので安全面に十分注意が必要。また、勝手に調査しない。必ず管理者の許可を得ること。
・調査に行政の方や地質の先生に同行したいただいたことで、より深い調査ができる。疑問もすぐに解決できる。

得られた成果

今回調査したメンバーは、災害当時幼稚園の年長でした。メンバーが災害を詳しく知ることができたのは一番の成果だとおもいます。また、砂防ボランティアさんと砂防ウォークも実施し、多くの参加者に知ってもらうことができ、参加者からは忘れていた、思い出せてよかったとのコメントもいただきました。

実践者
種別 氏名 連絡先 グループ名 地域防災Web 連絡
地域防災リーダー なし なし 水の自遊人しんすいせんたいアカザ隊 代表 吉野 邦子
地域防災リーダー なし なし 吉野 邦子
関係者 なし
関係者説明
なし
実践人数
なし
実践開始日時 なし
実践終了日時 なし
実践地域
山口県
防府市
実践場所
なし
参加対象
参加人数
なし
報告資料・成果物
なし
使用経費 なし
補助金情報 なし
達成目標
知能・技能を身に着ける なし
思考力・判断力・表現力を身に着ける なし
学びに向かう力・人間性を身に着ける なし
施設・設備を整備する なし
達成度
知能・技能を身に着ける なし
思考力・判断力・表現力を身に着ける なし
学びに向かう力・人間性を身に着ける なし
施設・設備を整備する なし
必要条件
導入予算
なし
継続予算
なし
準備の所要時間
なし なし
実践の所要時間
なし なし
必要な場所
必要な能力、人材、機材、ツール、知識等
なし
導入手順・工程表
なし
関連情報 なし
メッセージ
メッセージ
なし
実践事例の属性
対象ハザード
対象リスク
なし
固有災害名称
なし
入力者グループ
名前など 地域防災Web
堀込区防災会
入力者 運営事務局
メモ
なし