「子どもたちの今~学校と地域~」というテーマで11月20日14:00から市民センター第1談話室で開催しました。
議題1は学校長からのお話で、駒寄小学校藤内校長と大庭中学校小澤校長から学校と子どもたちの今の様子を伝えていただきました。
小学校では、地域の支援は先生方のエネルギーになるとのことで、具体的な活動の紹介がありました。
家庭科のミシンかけや調理実習、総合学習などの学習支援、花壇整備などの環境づくり、行事の支援等が忙しい教職員の負担を軽減し働き方改革に寄与していると感謝を込めてお話しされました。
久保田部会長あいさつ 駒寄小藤内校長先生のお話
中学校では、慢性的な教員不足のため教員の負担が減っていないこと、部活動の外部委託も受け皿となる団体・個人の不足や条件が折り合わないなどであまり進んでいないこと、不登校傾向の子どもが増えていることや対応策などのお話しをいただきました。
それでも、先生方も子どもたちも学習・部活動にがんばり、良い結果を出していることに感銘を受けました。
また、物価の高騰が著しい中、中学校の標準服も値上がりしていることから保護者の教育費負担への懸念やリユースの大切さを指摘されました。
大庭中小澤校長先生のお話 細沼会長の活動紹介
議題2は、大庭中・大庭小・小糸小3校のコミュニティースクール運営協議会長、細沼恵美子さんから取り組みの現状を報告していただきました。
特に、大庭中学校に開設した「みんコミカフェ Cocon」(不登校傾向の生徒や保護者の居場所・相談窓口)の活動紹介や学校公開ツアー(小学生の保護者が中学校を見学する)などの活動紹介がありました。
今回は、社協の役員・理事のほかにたきのさわパラダイスやこまよせランドのコーディネーターの皆さんが参加して、熱心に話を聴いていました。地域の一員として学校・子どもたちの現状を知り、教員の働き方改革への理解を深める良い機会となりました。
お話しくださった方々、参加してくださった方々にお礼申し上げます。
<青少年対策部会>