湘南大庭地区社会福祉協議会主催の「介護予防教室」は、終了いたしました。
10月17日の第1回は、柳生紫訪子先生の「アロマストレッチ」でした。「アロマ」は、芳香の効果すなわち嗅覚を通じて脳を刺激して心身のバランスをとり、免疫・自律神経系などに働きかけ、リラクゼーション効果を上げると言われています。また、「ストレッチ」は意図的に筋や関節を伸ばす運動で、体の柔軟性を高めるのに効果的ですが、血行の改善や身体の痛みを和らげられると言われています。最近では美しい姿勢の保持やリラクゼーションの効果も明らかになってきました。このような効果がある二つの要素を取りいれたものがアロマストレッチで、首、肩、腕、体側部など全身にわたりその運動を指導いただきました。先生は運動ごとに効果の説明や注意点を話して下さり、さらに、鏡の原理の動きで模範動作をしていただけたので運動が良く理解できました。最後のリラックスタイムは、照明を消した会場で芳香に囲まれ楽な姿勢で横になると、心地よかったせいかウトウトしてしまったという方もおりました。
柳生先生
11月1日の第2回は、相良陽子先生の「シニアリズム体操」でした。まず、椅子に座りながらの準備体操からです。胸と背中、首、肩と腕、足と全身にわたり準備運動をしました。足(上・下肢)については、特に入念に指導いただきました。次は、先生の指示に従い両手で頭、肩、腕、胸、足等をリズミカルに打っていく運動です。これは、簡単なようで大変集中力が必要なものでした。続いては「フジきゅんダンス」です。藤沢市出身の振り付け師、みなみ流石さんの振り付けで何種類かのバージョンがあるそうです。いきなりの踊りでしたが、皆さんは先生の模範動作と声かけに従ってお上手に踊れたように見えました。休憩後、「ラジオ体操第一」を行いながら気をつける点等を教えていただきました。最後は、二人から始まり、四人、十人、最後は全員で、先生が指示する体の部所で拍手をするという運動(ゲーム?)でした。最初は息が合わなくて苦笑しているグループが多く見られていましたが、だんだん合ってくると楽しそうでした。
相良先生
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生活改善部会