茨城県常総市

 

e防災マップ

常総市防災マップ(2019)
作成 2019/10/23 12:02:26 : 更新 2022/05/30 20:04:53
中駒・前河原・川又・飯沼地区の地区防災計画用で作成

地域防災キット

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お知らせ

[2019/11/16] 地区防災計画WS2「災害時の対応と平時の備えの整理」を行いました

概要

常総市では、地域防災力を高める取り組みとして、常総市防災士連絡協議会が主体となって「地域と学校が連携した地区防災計画モデル事業」に取り組んでいます。
そこで、「災害時の対応と平時の備えの整理」をテーマに第2回目のワークショップを行いました。
前回ワークショップ(8/31、WS1)にて整理した災害時の地域課題を踏まえて、地域が協力して行う具体的な災害対応の方法と、その実行のための平時から必要な備えについて議論・整理しました。

日時 2019年11月16日(土)10:00~12:00
会場 常総市役所議会棟2階大会議室
参加 中駒地区、川又地区、飯沼地区、前河原地区の4地区(各10名程度)
協力 常総市防災士連絡協議会(20名程度)、常総市防災危機管理課、防災科学技術研究所、国土防災技術

内容

1.開会

常総市防災士連絡協議会 荻野会長より開会挨拶がありました。


2.前回のおさらい

防災科学技術研究所より、前回ワークショップ(8/31、WS1)での地域課題に関する検討内容と整理した結果の説明がありました。


3.防災マップづくり

各地区で行った防災まちあるき(9月~10月)の結果を踏まえて地域の「資源」と「注意・危険」を確認しながら地図上に書き込み、各地区の防災マップを作りました。


防災マップづくり

防災マップ作りの説明
(防災科学技術研究所)

4.対策の検討 

常総市防災士連絡協議会の防災士が各グループ(地区)の進行役となり、各地区にて重要度の高いテーマの課題を確認した上で、以下について検討しました。

  1. 現在の対策状況
  2. 災害時の理想的な対応
  3. 平時から取り組んでおくべきこと

5.発表・全体共有

グループ代表より、各グループ(地区)の議論内容を発表し、重要度の高い課題等を全体で結果を共有しました。
主な内容は以下の通り。

川又
地区
  • 避難行動をテーマに、避難場所の不足や深夜の連絡方法について検討し、防災組織と町内の連携により避難時の連絡体制を構築すること等を話し合った。
  • 地区全体に低い地形であり安全な避難場所がわからない、また、川上に避難することは考えにくいことから、つくばみらい市等への避難も今後検討したい。
前河原
地区
  • 避難行動をテーマに、防災無線による情報や避難経路の確認等について検討し、防災無線の用語を整理すること、各自治区で連絡網を徹底すること等を話し合った。
中駒
地区
  • 安否確認をテーマに、誰が安否確認をするかについて検討し、災害時には巡回を3人体制で行うこととし、そのために今後はメンバー表を作ること等を話し合った。
  • 要配慮者の避難支援については、災害時には地区住民とキングスガーデンのケアマネージャーが協力して行うこととし、それぞれ情報共有のための窓口をつくること等を話し合った。
飯沼
地区
  • 安否確認をテーマに、地域住民の避難に係る情報収集について検討し、まずは班ごとに情報収集して問題を整理すること、連絡網を立ち上げること等を話し合った。そのために、日ごろから地域行事に参加してもらう工夫等を通じて、地域住民のコミュニケーションをよくしたい。

6.閉会

常総市防災危機管理課(生井主査)より、水海道西中学校での防災教育プログラムや今後の予定について案内と閉会挨拶がありました。

資料

第2回ワークショップで使った資料はこちらからダウンロードできます。

災害時の対応と平時の備えの検討
<進行資料>
地区防災計画づくりの⼿引き 資料集(案)
<資料集>
災害時の対応と事前の備え整理シート
<ワークシート>

今後の予定

地区防災計画素案づくり

11月22日(金)13:00~ 於:常総市役所
常総市防災士連絡協議会の方々が集まって、これまでのワークショップでの検討結果を文書にまとめ、各地区の計画素案づくりを行います。

水海道西中学校の防災教育

11月22日(金)16:10~ 於:水海道西中学校
各地区代表1~2名より、作成した防災マップをもとに、住民の視点で各地区の災害危険性や災害時の地域課題、対策検討の取り組み等を中学生に教えます。

第3回ワークショップ

1月25日(土)10:00~ 於:常総市役所
地区防災計画計画素案をもとに、計画の継続運用(見直し、更新)に向けたアクションプランを検討します。