2022年12月3日(土)
片瀬地区自主防災協議会主催「第31回片瀬地区総合防災訓練」が行われました。
毎年12月に片瀬小学校で行われている地域の防災訓練。
今年は430人が参加し、町内会毎に並んで開会式が行われました。
中島尚之会長から「片瀬地区は海、川、山があり、大変人気な地区ですが防災リスクも高い。今日は災害時どうするか家族で考えながら参加してほしい」と挨拶がありました。
消火訓練
水消火器で消火器の操作を学びました。
黄色いピンを抜き、ハンドルを握って放水し、火が描かれた看板を倒します。
消火器が重く、子どもには大変そうでした。
消防士さんから、消火器を床に置いて使用しても大丈夫ですよ、と教えていただきました。
震度体験
起震車に乗り、震度7を体験しました。
初めて乗る起震車でしたが、震度7の揺れは想像を超え、まったく動くことができませんでした。
思わず、怖い!と叫んでしまい、子どもたちを不安にさせてしまいました。
突然の震度7の揺れでは動くことができない、冷静になる事が大切という事を学びました。
濃煙訓練
火災による煙の中を想定した避難体験をしました。
スモークマシンを使用し煙で充満された空間は、目の前の人も見えず、手探りで歩くのも大変でした。
姿勢を低くし、消防士さんの声がする方向に歩いて脱出できた時はホッとしました。
防災用品の紹介
非常食のドライカレーを試食しました。
お湯で戻したドライカレーはしっかりした味で食べ応えがあり、美味しくいただきました。
今年は初めてキッチンカーが参加し、ポトフを振舞ってくれました。
寒い中で食べる温かいポトフは大きい野菜がゴロゴロほくほくで、とても美味しかったです。
消防車両の紹介や応急救護方法の紹介など、たくさんの親子連れで賑わっていました。
地元消防団による模範操作の披露がおこなわれました。
年に一度の防災訓練に参加し、家族で防災について話しをするきっかけになれば良いですね。
ぜひ来年の防災訓練に参加してみてください。