「食と健康」公開講座・『世界長寿地域の理にかなった食生活』を開催しました

12月22日（土）、湘南大庭公民館第１談話室を会場として、日本大学生物資源科学部食品生命学科の山形 一雄教授を講師として迎え、地域まちづくりを講座開催しました。

年末の土曜日の日程にも関わらず、勉強熱心な住民の皆様にお越しいただきました。

　
　　　講師の山形 一雄教授　　　　　　　　　　講演風景

「食品成分は、もちろん単純な作用しかないものもありますが、我々が考えている以上に、体内で奥深い働きをしているということが垣間見れるとのことでした。たとえば、コーヒーやリンゴなどに含まれるクロロゲン酸は、体内に摂取されると自らの構造を変化させます。その変化したものは、体内の血管や腸管などに存在し、体の機能を調整する役割を果たしています。このように、さまざまな食品成分が形を変えることで、体の調整機能を担っていることが明らかになってきました。ここを入口として、幅広く奥深い、食品のもつ健康に対する作用が具体的に明らかになっていくことが期待されます。」など、我々の理にかなった食生活をおくるうえでのヒントとなる話をたくさん伺うことができました。

今後も、湘南大庭地区郷土づくり推進会議は地域及び近隣の大学等の地域資産と連携しながら湘南大庭地区の健康づくりに貢献していきたいと思います。

参加者からは、「正しい情報が聞けて良かった。」「食生活の大切さを再確認する機会になった。」など貴重なお声を頂くことができました。