2022年10月8日(土)、9日(日)の2日間、江の島ヨットハーバーで藤沢市主催、特定非営利活動法人セイラビリティ江の島(JJBCできます団体)主管で「ふじさわセーリングフェスタ2022in江の島」が開催されました。
このイベントは、東京2020オリンピック競技大会セーリング競技が開催された江の島ヨットハーバーにてオリンピックレガシーイベントとして企画された海上セーリング体験会です。
今年はなんと過去最高の1,500人の応募の中から幸運にも当選した100人が二日間に分けて体験乗船しました。
主管のセイラビリティ江の島は、小型ヨットの体験乗船を中心に、海とヨットの楽しさを通じて多くの人との交流を目的として活動しているボランティア団体です。
午前8時30分、江の島のヨットハーバーにセイラビリティのスタッフが集合し、手際よくヨットを艤装しました。しっかりと安全チェックをした後、スロープから海へ浮かべます。赤や青のカラフルなヨットがとてもかわいいですね。
受付では体験者が体型に合うライフジャケットを着用後、セイラビリティ江の島原田代表より乗船に向けての注意事項や安全性について説明を受けました。
小型ヨットのハンザには、インストラクターが一人と体験乗船者が一人の合計二人で乗船します。
ベテランのインストラクターから乗り方の説明を受けて乗り込み、いよいよ出航です。
セイルで受けた風の力で走るヨットは、その日の天候具合で進み方が変わります。
この日は波・風ともに最高のコンディションで、二人を乗せたヨットはスーッと静かに出航しました。
海上に浮かぶ黄色いマークを目指して進みます。
風上に向かって一体どうやって進むのでしょうか。
ヨットの上では、インストラクターから丁寧に説明があります。
セイルに斜めから風を受けながらジグザグに走り、ヨットは軽快に風上へ向かって走っていきました。
風が強いので、スピードもしっかり出ます。
約40分後、ヨットが桟橋に戻ってきました。
みんな笑顔です。
体験乗船を終えた小学生の男の子は、「楽しかった!ヨットが斜めで走ってかっこ良かった!」と興奮冷めやらぬ表情で話してくれました。保護者の方も、「子どものヨットスクールを探してみる」と、子どもの笑顔に嬉しそうな様子が印象的でした。