東京2020大会開催時に観客や観光客に「おもてなし」の気持ちを伝えるため、子どもたちが種まきから育て、応援やメッセージカードを添えたアサガオを競技場付近に設置する神奈川県版「フラワーレーンプロジェクト」。
セーリング競技は無観客での開催となりましたが、7月24日(土)から8月5日(木)まで、江の島弁天橋入口にアサガオがきれいに並べられ、江の島へのアプローチを華やかに飾ってくれました。
今回、藤沢市シティキャストの齋藤泰子さんが、設置されたアサガオのお世話をするボランティア活動を企画されたと伺い、取材させていただきました。
2021年7月31日(土)午前7時30分。
まだ涼しい時間に江の島入口に集合。
近隣にお住まいのシティキャスト、長野さんと村上さんもユニフォームを着て合流しました。
皆さん、とても素敵です!
齋藤さんより挨拶。
「子どもたちのアサガオを守って、育てて、伝えていこう!をコンセプトに、活動を楽しみましょう。くれぐれも体調管理に気をつけ、熱中症に注意して活動してください。」
水やりや花殻摘みの説明を受け、活動開始。
活動の途中、会場に向かう大型バスが近付くと、乗っている選手や関係者に向けて手を振ります。
バスの中からも笑顔で手を振り返してくれました。
アサガオの存在を教えてあげたい!と齋藤さんはますます大きく手を振ります。
落ち葉や枯れた花殻を摘み、たっぷりの水を吸ったアサガオは元気に花を開き、観光客の目を引いていました。
今回の活動を企画された齋藤さんは、東京から湘南へ移り住み、知り合いが少ない環境の中で、シティキャストの活動を通して地域の方とつながることが出来たことを嬉しく思っていると話してくださいました。今後も地域に関わり活動に参加していきたいと、目を輝かせていたのが印象的でした。
アサガオの鉢には子どもたちからオリンピック選手に向けられたメッセージが書かれていました。
子どもたちやお世話をしてくださった方々の思いが届いたでしょうか。