8月4日(土)、5日(日)に防災本舗濱口様の企画する「第4回 防災キャンプin西浦」に参加しました。
【4日】
開始早々、濱口様に紹介いただき、小さいころやったのを思い出しながら、ぶっつけ本番で「猛獣狩りに行こう」というゲームを皆さんの前でさせていただきました。慣れないながら、皆さんに少しは楽しんでもらえたようで良かったです。
その後、小学2年生の「防災すごろく」作りのサポートをしたり、小学4年生5年生6年生のHUG(西浦バージョン)に参加させていただいたり、中学2年生と保護者による避難所マニュアルの検討の様子を伺いました。
小学2年生は、思い思いに絵の描かれたカードや文字の書かれたカードを貼り合わせ、すごろくを楽しみながら作っていました。作製後には、みんなですごろくを実際にやってみました。自らが作ったルートに惑わされながら、楽しく防災を考えられました。
皆さん真剣に考えており、災害時の状態を鮮明に想像できていたのではないかと思います。
小学2年生による防災すごろく作りの様子
中学2年生と保護者による避難所運営マニュアルの検討
その後西浦小学校に移動し、ミカンのコンテナボックスで作られた仮設お風呂の体験をし、非常食体験を行いました。非常食体験がキャンプ一番の楽しみと言っていた小学生もおり、みんな味わいながら、たくさん食べていました。小学3年生が作ってくれたハイゼックスのご飯と乾パン、サバイバルフーズが出ました。サバイバルフーズは初めての体験でしたが、普通に美味しかったです。保護者の皆さんありがとうございました。
西浦地区センターから西浦小学校に移動する様子
非常食体験の様子
そして、ついに段ボールによるベッド作りの時間が来ました。みんな両手に段ボールを抱え、考えながら作っていました。3つのグループに分かれましたが、それぞれのグループに特徴があり、面白かったです。私たちも段ボールの上で寝るのは初めてでしたが、床で寝るよりは断然快適に寝られましたが、この生活が何カ月も続くとなると大変だなと実感しました。
段ボールによる寝床作製の様子
【5日】
みんな朝早くから起きて、段ボールの片づけをしていました。ラジオ体操をする頃には、ほとんど片付いていました。朝食はパンの缶詰とサバイバルフーズでした。
朝食の様子
西浦小学校に設置された太陽光発電システムの自立運転機能を視察し、小学1年生が作製してくれた、非常用トイレの使用方法について勉強しました。
その後、バケツリレーを班対抗で行いました。中には、大きい鍋で水をたくさんすくい、仮設風呂に落ちそうになりながら、運んでいました。みんな競争になると必死で一生懸命していました!
太陽光発電システム自立運転機能のお披露目
汚水桝視察の様子
バケツリレーの様子
最後に発表会を行い、みんなが2日間で行った成果や考えたこと、感想を発表してもらいました。それぞれの学年が色々なことを感じたり、考えたりしていて、子ども自身で新しく発見したことも多かったようで、良かったです。
今回のキャンプを通して、防災キャンプと言ってもイメージが湧いていませんでしたが、何より子どもたちが楽しくやることが大切だと感じました。今回のキャンプは、とても盛りだくさんで勉強になりました。
今回、企画された防災本舗濱口様、参加された小学生や中学生、保護者の皆さん、本当にありがとうございました。