茨城県常総市

 

e防災マップ

常総市防災マップ(2019)
作成 2019/10/23 12:02:26 : 更新 2022/05/30 20:04:53
中駒・前河原・川又・飯沼地区の地区防災計画用で作成

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お知らせ

【2019/8/31】地区防災計画WS1「災害時の地域課題の整理」を行いました

概要

常総市では、地域防災力を高める取り組みとして、常総市防災士連絡協議会が主体となって、学校と地域が連携した「地区防災計画」の作成に取り組んでいます。
そこで、「災害時の地域課題の整理」をテーマに第1回目のワークショップを行い、地域の災害特性の確認(前回6/29の地域防災研修会)を踏まえ、豪雨シナリオ及びタイムラインを参考にしながら、各地区で災害時に懸念される課題を整理しました。

開催概要

日時 2019年8月31日(土)13:00~15:00
会場 常総市役所第三分庁舎
参加 中駒地区、川又地区、飯沼地区、前河原地区の4地区(各10名程度)
協力 常総市防災士連絡協議会(20名程度)
常総市防災危機管理課、防災科学技術研究所、国土防災技術

内容

1.開会

神達市長より開会挨拶ののち、常総市防災士連絡協議会 荻野会長より趣旨説明が行われました。

2.前回のおさらい

防災科学技術研究所より、前回(6月29日)の実施内容の確認のあと、常総市より、ハザードマップ(洪水、土砂災害、地震)や被害想定データ(人、建物、ライフライン、避難者)より、地区の災害危険性及び被害想定の説明がありました。

3.地域課題の整理(ワークショップ)

防災科学技術研究所の進行により、災害時の地域課題の考え方に関する説明を踏まえ、常総市防災士連絡協議会の防災士が各グループ(地区)の進行役となり、時系列の災害シナリオ※をもとに災害時の地域課題を時系列及び主体別に整理し、今後の対策検討に向けて重要度の評価を行いました。

※ 参照した災害シナリオは、平成27年9月関東・東北豪雨シナリオ(川又地区)、水害想定シナリオ(前河原地区)、地震想定シナリオ(中駒地区、飯沼地区)。

4.発表・全体共有

グループ代表より、各グループの議論内容を発表し、重要度の高い課題等を全体で結果を共有しました。

川又地区
  • 地元にいれば助かったが、市役所(避難所)に避難したことで被災した住民もいた。
  • 町内の安否確認が行われなかったので今後行う。
前河原地区
  • 自主防災組織の役員に収集をはかり、連絡網を使って避難するタイミングや避難場所等の情報を流してもらう事が大切である。
  • 避難所生活では避難所のリーダー等の役割を決め、自治を確立する。
中駒地区
  • 避難所としての受入体制が課題である。
  • 今後もキングスガーデンと中駒地区ともに話し合っていきたい。
飯沼地区
  • 事前に誰がどこにいるのか、どのように連絡をとるのかを決めておくことが大切。
  • 連絡網ができているため、安否確認に活用できると考える。

5.防災まちあるきの説明

防災科学技術研究所より、防災マップ作成にむけ防災まちあるきの視点と記録方法の説明がありました。

6.講評

加藤教授(東京大学)より計画作成のポイントについて、以下のアドバイスがありました。

  • 定型にこだわり過ぎない
  • できることから手をつけて、完璧は目指さない(「できる」と「する」は異なる)
  • 学校の生徒、空間、民間企業等の地域の資源を活用する
  • 市からの援助等を活用する

7.閉会

常総市防災士連絡協議会 須賀事務局長より閉会挨拶がありました。

※ 閉会後、地区ごとに防災まちあるきの日程調整が行われました。

<資料>

第1回ワークショップで使った資料はこちらからダウンロードできます。


WS1進行資料

WS1資料集

WS1ワークシート
(水害・地震)

テーマカード(水害編)

テーマカード(地震編)

防災まちあるき

「第2回目ワークショップ」について

次回の第2回目ワークショップは、2019/11/16を予定しています。
本日整理した「災害時の地域課題」に対し、各地区の防災まちあるきの結果を踏まえて、地域が協力した具体的な災害対応の方法と、その実行のための平時からの備えについて検討します。