1.組織運営と進捗
1.1.会計状況
- 会費収入の確認作業は完了。
1.2.総務関連
- バインダー:湘南オーバー地区での一括申込制。必要部数の確認と来年度への適切な引き継ぎが課題。今年度分は在庫限りで、追加発注は当面なし。
1.3.集会場管理
- 備品(お茶、プリンターインク)の計画的購入と在庫管理を実施。お茶は4箱納品済み。プリンターインク(アカウント用、レーザープリンター用)は約2万円の予算で購入予定。
- 金庫:電池ユニット交換作業が完了し、正常動作を確認。
- コピー機利用:コスト削減のため、カラー印刷は右手前の指定機のみとし、白黒印刷を推奨。利用ルールの明確化と周知徹底(カラー印刷は高コストである旨を明示)。中央のコピー機は古く線が入る可能性あり、左の新品を推奨。
1.4.広報活動
- 回覧板配布:前半分を例会に持参するのは労力負担が大きいため、前日等に車で配布する方が効率的であるとの意見あり。
1.5.清掃活動
- 実施報告:天候判断の難しさ、参加者への連絡方法(LINEでの実施連絡)、事後のゴミ袋配布方法に課題が残る。
- ゴミ袋配布:参加の有無に関わらず全戸配布する班と、参加者のみに配布する班があり、対応にばらつき。不公平感をなくすための統一ルール策定が望ましい。秋の清掃活動に向けて検討。
2.地域活動と連携
2.1.防犯活動
- 防犯協会総会報告:収支報告の分かりにくさについて問題提起。
- 「ワンワンパトロール」:防犯協会主導の取り組み。犬の散歩をしながら地域の安全を見守る活動。回覧板で地域内周知と参加者募集(先着20名にトートバッグ)。
- 防犯パトロール隊:
- 資料更新に伴い、三番組、五番組、九番組、十番組、十八番組の班長へポスティングを再依頼。
- 新年度体制へ移行:班長のパトロールは自班の巡回と異常確認のみとし、ベスト着用は任意。希望者にはベストを配布。
2.2.交通安全
- 新一年生の旗持ち時(春の交通安全運動期間中3日間)における黄色いベスト着用を推奨。視認性向上および公式性明示のため。来年度申し送り事項。ベストは自治会に多数在庫あり。
2.3.自治連応援講座
- 6月15日(土)10時から湘南おおば市民センターにて、自治会活動(先日実施した映画上映会の事例)を発表予定。他団体との連携と活動PRの機会。
3.防災・危機管理体制
3.1.世帯台帳および募金関連
- 世帯台帳および募金の回収作業完了。6月末回収、7月13日役員会で提出。
- 災害時要援護者リスト:各班長による情報更新と引き継ぎの重要性を再確認。個人情報保護に配慮し、リストは糊付けして金庫で厳重管理。
- ラジオ:昨年集めたラジオのうち、返却希望者への対応を次回役員会(7月13日)で実施。廃棄希望分は処分。
3.2.防災備品・訓練
- 防災倉庫点検:10月5日(土)の草刈り活動と同時実施予定。例会日を早めて9時開始、10時半頃終了後、草刈り組と防災倉庫点検組に分かれて活動。
- 一斉防災訓練:11月8日(土)に黄色いハンカチによる安否確認訓練を地区全体で実施予定。詳細は後日。
- 黄色いハンカチ:在庫確認と未配布世帯(特に新規入居の賃貸物件住民)への対応が課題。希望者を募る回覧を作成し配布予定。
- ヘルメット:現行品の経年劣化(使用期限5年)に伴い、役員用に簡易式折り畳み型(名古屋の製品、単価5,000~6,000円)への更新を決定。既存品(約20個)は処分せず、当面併用する方針。購入数は次回、既存数を確認後に決定。
4.重要課題:賃貸物件住民への対応と自治会参加促進
- 新規建設アパート等、賃貸物件住民の自治会への関与が希薄である現状が浮き彫りに。
- 現状と課題:
- 管理会社経由での一括会費支払いが主で、個々の住民情報(氏名等)把握が困難。
- 回覧板や行事案内の伝達、防災用品(黄色いハンカチ、世帯台帳等)の配布が不十分。
- 住民の入れ替わりが激しく、継続的な関係構築や情報提供が難しい。
- 店舗の自治会加入も減少傾向(滝の沢商店街では3店舗のみ)。
- 対応策の検討:
- 賃貸住民向けの新たな関与の形(準会員制度など、年会費1,000円で世帯台帳預かりのみ等)の検討。
- 管理会社との連携強化と役割分担の明確化。
- 黄色いハンカチや会則等、必要な情報をセットにして新規入居時に配布する仕組みの検討。
- 自治会活動のメリットを伝え、加入を促すための情報提供方法の改善。
- これは自治会の包括性、情報伝達の公平性、災害時の共助体制構築における重要な戦略的課題であり、次年度に向けてルール作りを進める。
5.夏期主要イベント:夏フェス(7月19日開催)
- 目的: 地域住民(特に子どもたち)の交流促進、安全な環境での花火体験提供。
- 概要:
- 日時:7月19日(金)19:00~20:00(集合時間は各自治会で設定後、18:45にサブグラウンド集合目安)
- 場所:沿道公園サブグラウンド(貸切)
- 参加対象:協賛自治会員(事前申込制、飛び入り参加不可)。未就学児(保護者同伴必須)、中学生も参加可。小学生以上は子どもだけでも参加可能(帰宅時は保護者の迎え必須)。
- 内容:手持ち花火(25-30分、各自持参、1人1000円程度目安、ゴミが出ないよう事前に開封)、噴出花火・ナイアガラ花火(ボランティアによるフィナーレ)。ゲームは実施しない。
- 集合:各自治会で受付・出欠確認後、引率して会場へ(笹良自治会は自治会館集合)。
- 運営体制:
- ボランティア主体(昨年実績:9自治会から88名、今年の予想参加者規模:400名)。啓明会、友の会なども協力。
- 安全管理:自治会ごとに円を作りエリア分け、見守り体制、消火器・水バケツ準備。市の年間包括保険適用。
- 投光器使用:防災倉庫の投光器(発電機含む)を活用し、防災訓練も兼ねる。6月14日(金)18時より、六角・篠山・笹良の投光器(各1台)を使用し沿道公園サブグラウンドで試運転実施。
- 水分補給:各自持参に加え、申込者(見学者含む)に1人1本支給(半分凍らせたもの)。
- 予算: 協賛金25,000円、備品代(ガスボンベ等)5,000円(計30,000円以内)。
- 情報周知: 回覧板(4枚組、QRコードで詳細確認可)にて詳細案内。申込書は河原氏宅ポストへ提出(締切:6月30日、集まり次第随時提出)。笹良自治会はGoogleフォームでも申込可。
- ボランティア: 募集要項を回覧。Googleフォームまたは紙で申込。会場設営・花火担当者は別途説明会あり(7月5日または6日)。
6.今後の活動と提案
6.1.定例行事
- ラジオ体操:8月18日(日)~23日(金)の6日間、実施決定。詳細(ポスター等)は7月定例会で案内。
- 七夕祭り:銀鈴会主催、自治会共催で実施(7月上旬)。子ども向け企画(短冊飾り付け等)。準備10時~、本番13時~15時。終了後、懇親会あり。
- 湘南おおばふれあいフェスタ:6月28日、市民センターにて開催(60歳以上対象)。役員が運営協力。
6.2.世帯台帳の機能拡充提案(来年度以降)
- 有事の際にボランティアとして活動可能な人材(医療従事者、介護士、防災士、保育士、その他無資格でも協力可能な方等)の情報を、世帯台帳に任意で記号等で記載する仕組みを提案。
- 期待効果: 災害発生時の迅速な人材把握と適切な役割分担、共助体制の強化。個人情報には配慮し、通常時は封印、次年度には確実にシュレッダーまたは返却。
6.3.集金方法の効率化と多様化(継続検討課題)
- 現状の課題: 現金扱いの手間とリスク、集金時間の制約(不在宅への再訪等)、新旧住民への対応、領収書作成の手間。
- 改善提案(意見として出たもの):
- PayPay等のキャッシュレス決済導入(募金は対象外の可能性あり、手数料発生)。
- コンビニ収納代行の検討。
- 年間一括払いの推奨と、金額・押印済みの領収書(名前のみ空欄)の事前準備・簡素化。
- 集金日時・場所を指定しての受付方式(例:例会時に自治会館で受付)。
- 他自治会の成功事例(自治会連合会等での情報共有)も参考に、将来的なシステム導入も視野に入れた検討が望ましい。役員の負担軽減と会員の利便性向上を目指す。
6.4.会計処理
- 経費発生時は仮払い申請書を提出。翌月例会開始15分前に会計担当と精算。クレジットカードの活用も今後の検討課題。
