先日10月19日に熊本市で行われたぼうさいこくたい2024で、当団体が2020年から始めて今回で4回目となる全国学生防災シンポジウムを前回の2022年に引き続き開催させていただきました。防災シンポジウムは全国の学生や防災に携わる活動をしている方々が集まって1つのテーマについて話し合い、防災について考えることを目的としています。今回の議題は、前回2022年に実施の際に「SNSを活用し気軽に防災に触れられる社会に」をアクションプランとして掲げたことから、「各地域で活動している防災団体が具体的に自分達のSNSでどうアクション出来るか」をテーマに話し合いました。
当日は40名もの多くの参加者にお越しいただきました。パネリストである防災収納インストラクターの松永りえ様及び若者防災協議会様よりSNSの発信についてそれぞれ事例提供をしていただいた後、7つのグループそれぞれでテーマについて話し合い、テーマに対するアクションプランを考えていただきました。パネリストによる事例提供や個人・団体の活動をもとに様々な意見が出され、活発な議論が行われました。各グループで出されたアクションプランは以下の通りです。
~各グループで出されたアクションプラン~
各グループで出された意見をもとに、後日、当団体で全体としてのアクションプランをまとめさせていただきました。その結果、全体のアクションプランは、
に決定いたしました。今回のワークでは防災と他の要素を掛け合わせることやターゲットを明確化するという意見が多く挙げられていました。防災と他の要素を掛け合わせるという手段を用いることで、防災に取り組むハードルが下がり誰もが防災に親しめるとともに、より多くの人に関心を持ってもらえます。加えて、SNS発信において重要となる、ターゲットの明確化ができると考え、このように決定いたしました。
このアクションプランを今後のSNS発信において実践し、「SNSを活用し気軽に防災に触れられる社会に」の実現に向けて取り組んでいきます。また、今回のシンポジウムで得られた意見やつながりをご参加いただいた個人・各団体においても生かせる部分がありましたら嬉しく思います。
全国学生防災シンポジウムの開催にあたりご協力していただいた方々、ご参加いただいた方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからの若者の防災活動にご期待ください。